「国際ロータリー第2500地区 2023-24年度活動方針」

2023-24 年度 RI第2500地区 ガバナー
鶴見 誠一郎(紋別港RC)

<地区スローガン>

「今こそ変わる勇気を! さぁ、一歩前へ」

 私たちはロータリアンです。奉仕の理想に集い、世界平和を望み、親睦を深め、心を一つにする。そして自他ともに問うのです。真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深めるか、みんなのためになるかどうか・・・と。

 ひとりのアメリカ人、ポール・ハリスのビジョンによって創立されたロータリー。世界で初めてロータリークラブ(シカゴ・ロータリークラブ)が誕生したのは1905年2月23日。さまざまな分野の職業人が集い知恵を寄せ合い、生涯にわたる友情を培うことのできる場をつくること、それが彼の夢でした。

 118年という歴史において、友情と奉仕に基づく地域社会との繋がりの構築、会員基盤の拡大、国際的なリーダーの育成、グローバルな奉仕プロジェクトの実施、平和構築とポリオ根絶の活動、未来を見据え中核的価値観を土台に持続可能な変化を生むためのインパクトを与える・・・このように非常に壮大な進化を遂げてきたのです。

 しかし、今、大きな壁が立ちはだかっています。発展を遂げてきた先進国における会員の減少、終息しない新型コロナウィルス、世界の大都市でのポリオ再燃、ロシアによるウクライナ侵攻など。ロータリアンの私たちに今できることは何でしょうか。時代や社会の流れに身を任せることはラクなことです。慣例にしたがって同じ行動をすることは安心できます。ですが、これらは衰退の一途をたどり、明るい未来を描くことはできません。

 繰り返します。私たちはロータリアンです。私たちにはロータリーの中核的価値観ビジョン声明、行動計画があります。この敷かれたレールに沿ってで構いませんので今の自分を変える勇気をもって、一歩前へ踏み出しましょう!!時代、社会、環境の変化に適応できるよう自らも変化すべきです。変わることは勇気のいることですが、今ロータリアンであることを誇りに想い、ロータリーに夢と希望と情熱を抱き、後世へ繋いでいくことが私たちに託された大事な使命であると考えています。

最後にもう一度。私たちはロータリアンです。どうあるべきか、何をすべきか。

「今こそ変わる勇気を! さぁ、一歩前へ」 

そして、みんなでロータリーを楽しみましょう!!

<地区活動方針>
「行動することに意味がある」

1.ポリオ根絶活動を知り、理解し、プロジェクトに参加しよう
2.志を高くもち、年次基金寄付クラブ100%を達成しよう
3.ロータリーの魅力を伝え、会員増強や新クラブ設立に積極的に取り組もう
4.DEIを推進し、今の会員を大切にし、新たな会員を歓迎しよう
5.立てた計画は必ず実践し、その結果や成果を分析しよう
6.ひとつ以上の新たなことに挑戦しよう
7.我々の奉仕活動を世論に広く知ってもらうよう取り組もう

  ※DEI
(Diversity, Equity, Inclusion / 多様性、公平さ、開放性)